PBXを選ぶとき、よく迷うのが「クラウドにするか、社内に置くか」です。ここでは費用・データ・緊急通報などの観点で、クラウドPBXとオンプレ型IP-PBXを中立的に比べます。
観点別の違い
| 観点 | クラウドPBX | オンプレ型IP-PBX(社内設置) |
|---|---|---|
| 置き場所 | 社外(クラウド) | 社内(小型筐体) |
| PBX月額 | 席数ごとに毎月 | 買い切りなら月額なし |
| 初期費用 | 抑えやすい | かかる |
| 通話データ | 提供事業者の環境で扱う場合あり | 社内に留めやすい |
| 在宅・多拠点 | 強い | VPN等の個別設計 |
| 緊急通報 | 不可の構成が多い | 回線・構成条件により可否(要相談) |
| 次の更新 | 提供元に依存 | サーバ載せ替えで延命しやすい |
費用は「使う年数」で見え方が変わる
クラウドは始めやすい一方、席数×月額が積み上がります。買い切り型は初期がかかるぶん、長く使うほど月額の差が効いてきます。席数別の5年コストの目安は 比較・5年コスト と 費用の内訳 に置いています。
緊急通報は必ず確認を
緊急通報(110/119/118)の扱いは方式・回線・構成で異なります。クラウドPBXは対応しない構成が多く、オンプレでも製品自体が保証するものではありません。緊急通報が必要な拠点には別回線を必ず確保してください(→ 緊急通報・安全性)。
どちらが向く?
- 在宅・多拠点を柔軟に、初期費用を抑えたい → クラウド
- データを社内に置きたい・月額を増やしたくない・社内完結したい → オンプレ型
「勝ち負け」ではなく「向き不向き」です。私たちはクラウド電話サービスも提供しています。クラウドが向く条件に当てはまる場合は、その条件を示したうえでそちらを勧めます。まずは 料金ページ で構成イメージをご確認いただき、判断に迷う場合は お問い合わせ へ。社内に置く買い切り型は VoiceLine PBX。