高度な機能を入れる前に、まず見直したいのが基本機能です。内線転送・保留・ピックアップを整えるだけでも、電話対応は大きく変わります。新しい機能を足すより先に、毎日使う動作の流れを整理するほうが、少人数の職場では効果が出やすいものです。

押さえておきたい基本機能

  • 内線転送・取次:「○○さん、お電話です」をスムーズに。担当が不在なら別の人や留守番へ回す
  • 保留・パーク保留:保留した外線を、別の電話機からでも取れる。受けた席を離れても引き継げる
  • 着信ピックアップ:離席中の人の鳴っている電話を、自分の席で代わりに取る
  • 代表着信:代表番号への着信を複数台で一緒に受け、手が空いた人が出る

これらは派手ではありませんが、毎日使う機能だからこそ、少しの見直しが積み重なって効いてきます。

場面で考える使い分け

  • 担当者あての電話:一次受け→保留→内線で呼ぶ→転送。担当不在なら用件を聞いて留守番(→ 留守番電話の使い方)や折り返しに
  • 席を立っている人が多い:パーク保留で「3番に保留中です」と声かけ、手の空いた席で取る
  • 電話が鳴っているのに本人が離席:ピックアップで近くの人が取り、取りこぼしを防ぐ
  • 代表電話が特定の人に集中する:鳴り分けと組み合わせ、負担を分散(→ 代表電話の鳴り分け

小規模オフィスでの効かせ方

  • 取り次ぎの動線を決めておく(誰が一次受けし、どこへ回すか)を紙1枚で共有する
  • 保留メロディや「お待たせしました」の一声など、相手を待たせる時間の印象も整える
  • 別室や離れた拠点への取次ぎは、物理SIP電話を標準に、LAN/VPN・端末条件を確認して設計します。PCソフトフォンや在宅利用は標準構成ではなく個別確認です

つまずきやすいところ

  • 転送先が留守だと、相手をたらい回しにしてしまう → 「○回鳴って出なければ留守番/一次受けに戻す」を決めておく
  • 保留したまま放置 → パーク保留+声かけのルールで取り戻す

設定はブラウザの管理画面から行えます(→ Web管理画面で運用)。用語の確認は 用語集 もどうぞ。

※ 機能の提供状態は 製品ページ の機能一覧をご確認ください。

取り次ぎの流れから整える場合、必要になるのは内線数と着信ルールの設計です。標準構成の価格は 料金ページ にあります。